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姉者

あねじゃ
名詞
1
標準
elder sister
文例 · 用例
野辺の送が済んで、七々四十九日というのに、自ら恥じて、それと知りつつ今まで遂に音信なかった姉者人、その頃|一豪商の愛妾になっていたのが尋ねて来て、その小使と、従姉妹三人が竜の腮を探るような思をして工面をしてくれた若干金とで、ようよう後弔も出来たくらい、梓の家は窮していた。
泉鏡花 湯島詣 青空文庫
かをるの方が窕子よりは年が二つ下なのだけれども、窕子はそれを『姉者姉者』と呼んでゐた。
田山花袋 道綱の母 青空文庫
姉者は肥えてゐるで、何うしても他よりも暑いぢやらうな?
田山花袋 道綱の母 青空文庫
『うまく出來ましたね、姉者……』 窕子は言つた。
田山花袋 道綱の母 青空文庫
『でも、かなりにあるにはありましたね……もう少し近いところかと思うた――春ならばこのくらゐの路は、かへつて徒歩より來る方が樂しみで好いのでござれど……姉者はくたびれた?
田山花袋 道綱の母 青空文庫
姉者來て見やな……』 かをるもその聲をきいてそつちへと下りて行つた。
田山花袋 道綱の母 青空文庫
「――武蔵じゃ、姉者人ッ」 閉まっている戸は、引っ抱えている五寸角の柱で、軒ごとに突き破った。
地の巻 宮本武蔵 青空文庫
姉者人ッ――」 彼の声は、鶏のようにシャ嗄れてしまった。
地の巻 宮本武蔵 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日姉者について考えている。
姉者という言葉は日本語で重要だ。
彼は姉者の意味を理解している。
この文には姉者が含まれている。