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碁界

ごかい
名詞
1
標準
文例 · 用例
一昔前と思い合せれば、月とスッポンの差があって、当時は囲碁界に於て木谷怪童丸と呉清源の両新人が現れて、碁界は三連星、天元等々新風サッソウたるにひきかえ、将棋の方は老朽七八段がガンクビを揃えて、あとにつゞく新風なく、養老院のような衰弱ぶりを示していたのであった。
坂口安吾 戦後新人論 青空文庫
それがスッパリなくなったのは将棋界ぐらいのもので、ハッキリ勝負がつくのだから、それが当然にきまっていて、囲碁界では、それをやらない。
坂口安吾 戦後新人論 青空文庫
碁界では、現在の名人とその一時代前の名人……本因坊秀甫、秀栄とはたしてどちらが強いのだろうか問題にした……ぼくたちも、それを話題にし、人からも訊かれた。
野上彰 本因坊秀哉 青空文庫
現実の生命を賭けるというのでは、もちろんなく、明治大正と受けついで来た古来の定説を守る最後の人として、棋士として、また碁界最高の権威として本因坊名人には敗けられぬ一戦であつた。
野上彰 本因坊秀哉 青空文庫