駒座
こまざ
名詞
標準
Equuleus (constellation)
文例 · 用例
「阿鼻焦熱の苦悩から、手足がはり、肉を切こまざいた血の池の中で、悶え苦んで、半ば活き、半ば死んで、生きもやらねば死にも遣らず、死にも遣らねば生きも遣らず、呻き悩んでいた所じゃ。
— 泉鏡花 『陽炎座』 青空文庫
枝にはいろがみをきりこまざいてつくったあみをかけました。
— GRANTRAEET 『もみの木』 青空文庫
かくてようやく私に帰って来たお前は、これまでお前が外界に対してし慣れていたように、私を勝手次第に切りこまざいてはならぬ。
— 有島武郎 『惜みなく愛は奪う』 青空文庫
そは月と花とを詠みこまざるべからざる句をいふ。
— 正岡子規 『俳諧大要』 青空文庫
そして、既に少なからぬ無理が生じていること、或る特定の思想で、現実がきりこまざかれはじめていることを感じる。
— ――世相寸評―― 『日本の秋色』 青空文庫
その本体を把握し、ブルジョア官憲によって切りこまざかれる運動を全線の展望から理解し、しかも芸術品としてまとめることは、異常にむずかしい。
— ――「ナップ」第三回大会にふれて―― 『文芸時評』 青空文庫
私は『牡丹のある家』の作者が、社会的重圧との積極的な揉み合いのうちに、或る時は作品を切りこまざかれつつ、いつしかプロレタリア婦人作家としての向上線を辿りつつあることを意味深い歴史の反映として感じ、作家の発展ということについての深い暗示がそこにこもっていることを考えるのである。
— 宮本百合子 『二つの場合』 青空文庫
自然が、歪んだ社会条件でどんなにひどくきりこまざかれているかという、その姿がある。
— 宮本百合子 『自然描写における社会性について』 青空文庫
作例 · 標準
夏の夜空を見上げて、ペガスス座のすぐ隣にある小さな駒座を探した。
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駒座は全天で2番目に小さい星座だが、その形は非常に整っている。
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「あの暗い星を結ぶと、子馬の形をした駒座になるんだよ」
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