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金一封

きんいっぷう
名詞
1
標準
gift of money (contained in an envelope)
文例 · 用例
その上、坑内で即死した場合、埋葬料の金一封だけではどうしてもすまされない。
黒島傳治 土鼠と落盤 青空文庫
それに」電車会社の謝罪金は何故か百円にも足らぬ僅少の金一封で、その大半は、暇をとることになった見習弟子に呉れてやる腹であった。
織田作之助 青空文庫
嘉六の報告のあった翌日、池上家から公式に結婚解消の挨拶がありまして、二番番頭が揉手をしながら「この度は、何とも、はや」と悔みのようなことを言って絹一匹金一封を添えたものを置いて帰りました。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
それになんでんねん……」 電車会社の慰謝金はなぜか百円そこそこの零砕な金一封で、その大半は暇をとることになった見習弟子にくれてやる肚だった。
織田作之助 青空文庫
それになんだんねん……」電車会社の慰藉金はなぜか百円そこそこの零細な金一封で、その大半は暇をとることになった見習弟子に呉れてやる肚だった。
織田作之助 青春の逆説 青空文庫
そして毎年一回この金で運動会を開いて、一金一封(五十銭)を酒代として、いただくんだ。
葉山嘉樹 海に生くる人々 青空文庫
水が引いてから主人はお喋り男の尻を撫でてやつて『いや御苦労々々』といつて褒美の金一封を渡した上、新聞に勇士らしくかきたてさせたのであつた。
小説 小熊秀雄全集−15− 青空文庫
労務期間中、死亡し又は負傷して将来労働に堪えざるときは、慰藉料として漁場主より金一封を支給すること。
島木健作 鰊漁場 青空文庫