へしこ
へしこ
名詞名詞-接尾辞
標準
fish pickled in rice-bran paste (esp. mackerel)
文例 · 用例
きっと、そこへしこってる気持がほごれるよ。
— 岡本かの子 『桃のある風景』 青空文庫
人顔のさだかならぬ時、暗き隅に行くべからず、たそがれの片隅には、怪しきものゐて人を惑はすと、姉上の教へしことあり。
— 泉鏡花 『竜潭譚』 青空文庫
曰く、「否、翁にして日本の國情を知悉せば、更に日本攻撃の筆鋒鋭利を加へしことならん。
— 石川啄木 『トルストイ翁論文』 青空文庫
當時われは世の中にいろ/\の國語ありといふことを解せねば、畫工が我が言ふことを曉らぬを耳とほきがためならむとおもひ、おなじ詞を繰り返して聲の限り高くいふに、かれはわれを可笑しきものにおもひて、をり/\果をわれに取らせ、又わがために兵卒、馬、家などの形をゑがきあたへしことあり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
われはロメオの夜な/\通ひけん石の階を踐みて、曾て盛に聲樂を張りてヱロナの名流をつどへしことある大いなる舞臺に上りぬ。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
その東京にて、居を更へしこと、幾十度なるを知らざるが、感化と印象との最も多く殘れるは、小石川臺也。
— 大町桂月 『小石川臺』 青空文庫
駒かへしこなたの森の下道を、 急ぎ降れば春雨の、振りいでゝしよぼぬるゝわが足元を、 かすかにはたく羽の音、 かなたへ隱れて間もあらず、 鳴く聲きけば雉子なり。
— 北村透谷 『北村透谷詩集』 青空文庫
一三〇―一三二かくいひて後、後方に近くゐたる者を己に代らしむるためなるべし、恰も水底深く沈みゆく魚の如く火に入りて見えざりき 一三三―一三五我は指示されし者の方に少しく進みて、わが願ひ彼の名のためにゆかしき處を備へしことを告ぐれば 一三六―一三八彼こゝろよく語りて曰ふ。
— LA DIVINA COMMEDIA 『神曲』 青空文庫
作例 · 標準
福井県の名産であるへしこは、鯖の旨みが凝縮されていてお茶漬けの具に最高だ。
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お土産に頂いたへしこを軽く炙ると、糠の香ばしい匂いが部屋いっぱいに広がった。
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へしこは塩気が強いので、薄くスライスして日本酒の肴として少しずつ味わうのが通の食べ方だ。
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