死の舞踏
しのぶとう
表現名詞
標準
dance of death
文例 · 用例
「死の舞踏」「幽鬼の曲」「ダマスクスへ」等々いずれも然うである。
— 国枝史郎 『他界の味其他』 青空文庫
これは、ホルバインの『|死の舞踏』なんだよ。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
すでにあの男は、その時事件の役割を端役までも定めていたんだぜ」 ディグスビイの意志が怖ろしい呪詛であることは、彼がそれを記すに、ホルバインの「|死の舞踏」を用いただけでも明らかであるが、それにまして怖ろしく思われたのは、彼が執拗にも、数段の秘密記法を用意していることだった。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
そして十二宮秘密記法の解読にはじめてホルバインの『|死の舞踏』を語り、それに記されている呪詛の意志を述べてから、「つまり、その問題は四十余年の昔、かつて算哲が外遊した当時の秘事だったのです。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
つまり、このディグスビイの呪詛と云うのは、『|死の舞踏』に記されている、|奢那教徒は地獄の底に横たわらん――の本体なんだよ」(註)後日法水は、ストラモニヒナスがついに伝説以上のものだったのに、驚いたと云っている。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
わが劇壇から将来、『烏の群』や『死の舞踏』や、『叔父ワーニヤ』が生れるとしても、それは決して、「これまでの戯曲」と呼ぶことはできないやうな気がする。
— 岸田國士 『これからの戯曲』 青空文庫
八分通り左へ傾いたまま、グルグルグルグル、グルグルグルグル死の舞踏を踊っている。
— 国枝史郎 『任侠二刀流』 青空文庫
それがランプの直ぐ近くで、死の舞踏のやうな歡喜の身悶えをする時には、白つぽくぼやけた茶色の壁の上を、それのグロテスクな物影が壁の半分以上を黒くして、音こそは立てないけれども、物騒しく叫立てて居る群集のやうに騒しく不安に狂ひまはつた。
— 或は病める薔薇 『田園の憂欝』 青空文庫
作例 · 標準
中世ヨーロッパの絵画には、死の舞踏をテーマにしたものが多く見られる。
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不治の病に侵された彼は、まるで死の舞踏を踊るかのように日々を過ごした。
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「死の舞踏」というタイトルから、その映画の悲劇的な結末を予感した。
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