間が悪い
まがわるい
表現形容詞
標準
awkward
文例 · 用例
前年の行掛りから何様も氏郷政宗の間が悪い。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
わたしの考えには深田の手前秋葉(清六の家)の手前あなたのお家にしてもわたしの家にしても、私ども二人が見すぼらしい暮しを近所にしておったでは、何分世間が悪いでしょう、して見れば二人はどうしても故郷を出退くほかないと思います。
— 伊藤左千夫 『春の潮』 青空文庫
中学に入るやうになると、友達が海へ行くために迎ひに来たが、今更泳げないといふのも間が悪い気がして、様々な口実をつくつて断つた。
— 牧野信一 『或る日の運動』 青空文庫
どうも斯う讚めてばかりゐては間が悪いことだが、批評にもなにもなつたものぢやないが、自分の感傷と鈍さは始めから許して貰つてゐる筈だ。
— 牧野信一 『松竹座を見て(延若のこと)』 青空文庫
彼は台所に下りてマッチを捜したが、間が悪いときには悪いもので、唯の一本もそこらに見つからなかった。
— 薄田泣菫 『艸木虫魚』 青空文庫
さすれば……」 甚斎は間が悪いように段々と声を落して、くどくどと口のなかで読み下した。
— 薄田泣菫 『艸木虫魚』 青空文庫
――さうかなア……――祖父になつたヘンリーと子を抱いた Shin が、先づF一家を訪れるかな――ハヽヽヽ、何だか間が悪いな……西部にも一辺伴れてツてやるぞ――ぢや僕は今からピストルを練習しておかうかな――馬鹿ア、そんな山奥へ行くもんかよ――などと云ふことを話しながら汽車に乗つたのである。
— 牧野信一 『毒気』 青空文庫
が、間が悪い時には悪いもので、邸がまだ半分も出来上らない昨今、身代はまたバアクシヤア種の豚のやうに留め度もなく肥り出して来た。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
作例 · 標準
話している途中で上司が来てしまい、なんとなく間が悪い雰囲気になった。
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まさかここで元カノに会うとは、本当に間が悪いな。
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発表中に携帯が鳴ってしまい、とても間が悪かった。
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標準
inconvenient
作例 · 標準
出かけようとした時に限って来客があり、間が悪いことこの上ない。
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大事な話をしている最中に電話がかかってきて、少し間が悪かった。
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ちょうど手が離せない時に限って用事を頼まれることが多くて、いつも間が悪いと感じる。
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