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宿借り

ヤドカリ異読 やどかり
名詞頻度ランク #43229 · 青空 2
1
標準
hermit crab
文例 · 用例
「きのふあるを知らずあすあるをあげつらはず、夜こそ物は樂しけれ、草の根に宿借りて歌とは知らず歌うたふ。
北村透谷 北村透谷詩集 青空文庫
前人の型を踏襲するのは一つの面白い試みであって、卑怯でもなければ安易の道でもなく尚又宿借り主義でもない。
国枝史郎 日本探偵小説界寸評 青空文庫
さて埋葬のまだ終らざるうち、彼の弓持一番に立帰り、家に至り大音にて、『宿借り申そう』と云えば、留守居の者が内より、『三日あとに人質に取られて、宿貸すことは出来申さぬ』と答うれば、又弓持、『然らば艮鬼門の方へ、世直り中直りの弓を引く』と言いつつ矢を番い、家の棟を射越し弓を踏み折りて投げ越すなり。
中山太郎 本朝変態葬礼史 青空文庫
私たちは、不相応の大きい貝殻の中に住んでいるヤドカリのようなもので、すぽりと貝殻から抜け出ると、丸裸のあわれな虫で、夫婦と二人の子供は、特配の毛布と蚊帳をかかえて、うろうろ戸外を這いまわらなければならなくなるのだ。
太宰治 親友交歓 青空文庫
渚の岩蔭に潜んで、波が来ると驚いて窓を閉ぢ、引けばまたこつそりと顔を現してあたりを眺めたり、産れて以来それを続けてゐるにも関はらず一向波に慣れない愚かな「ヤドカリ」が、稍大きな波にさらはれて、アツといふ間もなく岩間から転落して、眼を閉ぢて、ころころと水の底に沈んで行く心細さだつた。
牧野信一 鏡地獄 青空文庫
あゝ、厭だな……」と、怠惰なヤドカリは呟いだ。
牧野信一 鏡地獄 青空文庫
」と、「ヤドカリ」は叫んだ。
牧野信一 鏡地獄 青空文庫
そればかりでなく彼は、二三日前から切りにヤドカリの痴夢に耽つて来た阿呆らしさを、こんな風に喋舌ることで払つてしまひたかつた。
牧野信一 鏡地獄 青空文庫
作例 · 標準
潮だまりで小さな宿借りを見つけ、子供たちは大喜びした。
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宿借りは、大きくなると新しい貝殻を探して引っ越しをする。
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水槽の中で、宿借りが空き缶を背負って歩いている。
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2
標準
renting a house
作例 · 標準
彼は都会での宿借り生活に疲れて、実家に帰ることを決めた。
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学生時代は友人と宿借りをして、家賃を節約した。
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宿借りするなら、日当たりの良い部屋が良いと母が言っていた。
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3
標準
tenant
作例 · 標準
このアパートの宿借りは皆、とても親切な人ばかりだ。
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宿借りが家賃を滞納しているため、大家は困っていた。
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新しい宿借りが引っ越してきて、隣の部屋が賑やかになった。
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