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対立感情

たいりつかんじょう
名詞
1
標準
feeling of antipathy (rivalry)
文例 · 用例
もちろん漢民族は自ら中華をもって誇っておったものの、今日東亜の大陸に歴史上何民族か判明しない種族の多いのを見ても民族間の対立感情が到底西洋の如くでなかったことを示している。
石原莞爾 戦争史大観 青空文庫
注目すべきことは、この文学的でないばかりか政治的でさえもない発言に応じて、専門文学者と職場作家との間に、一部の文化活動家とサークル員の側からの対立感情が醸成されたことである。
宮本百合子 五〇年代の文学とそこにある問題 青空文庫
都市自体の、近代主義的な優位には、かういふ人為的或は堕性的な傾向がみられる一方、都会人と所謂「田舎の人」との間には、複雑な対立感情が発生したのである。
岸田國士 都市文化の危機 青空文庫
この藩民の対立感情が失はれ、藩浪人|若くは非藩民となつたとき日本人が誕生したのであつて、現在は日本人であり他国に対する対立感情をもつてゐるが、要するに対立感情は文化の低さに由来し、部落の対立、藩の対立、国家の対立、対立に変りはない。
坂口安吾 咢堂小論 青空文庫
かかる対立感情が文化の低さのみを原因とするかどうかは問題だが、之は咢堂の肉体的な言葉であり、いはば自らを投げだして対決をもとめてゐる文学的な一態度だ。
坂口安吾 咢堂小論 青空文庫
国家や部落の対立感情が文化の低さを意味するならば、家庭の構成や家庭的感情も文化の低さを意味しないか。
坂口安吾 咢堂小論 青空文庫
部落的、藩民的、国家的な対立感情を取除くことによつて全ての対立感情が失はれるかといへば、決してさうは参らぬ。
坂口安吾 咢堂小論 青空文庫
ここに個人的対立感情があつて、この感情は文化の低さに由来するどころか、むしろ文化の高さと共に激化せられる如き性質を示してゐる。
坂口安吾 咢堂小論 青空文庫
作例 · 標準
長年の歴史的背景から、両国民の間には根深い対立感情が横たわっている。
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スポーツの国際試合では、サポーター同士の対立感情が暴動に発展しないよう厳重な警戒が敷かれる。
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彼は同僚の成功に対して抑えきれない対立感情を抱き、つい厳しい言葉を投げかけてしまった。
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