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刻みつける

きざみつける
動詞-一段動詞-他動詞
1
標準
to engrave
文例 · 用例
遠い西洋の大学者の大研究よりも手近い日本の小学者の小研究の方が遥かに切実な印象を日本の生徒の頭脳に刻みつけるであろう。
寺田寅彦 雑感 青空文庫
穂吉どの、さぞ痛からう苦しからう、お経の文とて仲々耳には入るまいなれど、そのいたみ悩みの心の中に、いよいよ深く疾翔大力さまのお慈悲を刻みつけるぢゃぞ、いゝかや、まことにそれこそ菩提のたねぢゃ。
宮沢賢治 二十六夜 青空文庫
穂吉どの、さぞ痛かろう苦しかろう、お経の文とて仲々耳には入るまいなれど、そのいたみ悩みの心の中に、いよいよ深く疾翔大力さまのお慈悲を刻みつけるじゃぞ、いいかや、まことにそれこそ菩提のたねじゃ。
宮沢賢治 二十六夜 青空文庫
ここには旅行者たちが自分の名前を刻みつけることのできるような記念石もなければ、どこかに自分の姿をえがかせることのできるような岩壁もありません。
BILLEDBOG UDEN BILLEDER 絵のない絵本 青空文庫
住まいは目と鼻の先浅草|聖天町、名人かたぎも名人かたぎでしたが、読んで字のごとく、鍔の裏と表に柿の金象眼を実際の数で千個刻みつけるために、早く仕上がって一年半、少し長引けば三カ年、したがってそのこしらえた今までの千柿鍔も、六十歳近いこのときまでに、せいぜい十個か十五個くらいのものでした。
千柿の鍔 右門捕物帖 青空文庫
そんな景色と村道の赭土にくっきり車の軌の跡のめりこんだ荒涼とした有様、鶏や馬の間でのいろんな婆さんや爺さんの他愛もない暮しぶりは、心に刻みつける何かをもって印象に迫って来るのであった。
宮本百合子 青春 青空文庫
「自己完成とその不断の努力のあとを自分の肉体に刻みつける」という言葉で考えている主人公をとおして、作者は、すべての情景、思索、行動をいつも深見進介の肉体、感覚を通じてのみ作品の世界のリアリティーとしてもちこんできています。
――新日本文学会における一般報告―― 一九四六年の文壇 青空文庫
わしの憎みを清盛の肉にただ一太刀|刻みつけるために!
倉田百三 俊寛 青空文庫
作例 · 標準
優勝トロフィーに、チーム全員の名前が刻みつけられた。
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彼の言葉は、私の心に深く刻みつけられている。
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古びた石碑には、当時の出来事が詳細に刻みつけられていた。
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忘れられない体験として、その光景は目に焼き付くように刻みつけられた。
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