無礼千万
ぶれいせんばん
形容動詞
標準
extremely rude (impertinent, impolite)
文例 · 用例
退れ、推参な、無礼千万。
— ――(前題――楊弓) 『ピストルの使い方』 青空文庫
無礼千万ながら、私がそのように細工してしまった。
— 太宰治 『盲人独笑』 青空文庫
もっとも私は、あの短篇小説に於いて、兄妹五人と、それから優しく賢明な御母堂に就いてだけ書いたばかりで、祖父ならびに祖母の事は、作品構成の都合上、無礼千万にも割愛してしまっているのである。
— 太宰治 『ろまん燈籠』 青空文庫
いや、どうにも、無礼千万、奇怪至極、尾籠低級!
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
とぐろとは無礼千万なりと思えども、相手は身のたけ六尺、松の木の腕なれば、老生もじっと辛抱仕り候て、あいまいの笑いを口辺に浮べ、もっぱら敬遠の策を施し居り候。
— 太宰治 『花吹雪』 青空文庫
かへすがへす無礼千万の、あの憎むべき下賤の取沙汰の如き事実は、まことに、みぢんも見受けられなかつたといふ事をここに繰り返して申し上げて置く次第でございます。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
ところが、郡司の分際で無礼千万であると、兵力づくで強ひて入部し、国内を凋弊し、人民を損耗せしめんとした。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
無礼千万な、まだその上に、妙の縁談の邪魔をするというは何事だ。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
作例 · 標準
初対面の人に向かって年齢や年収を根掘り葉掘り聞くなんて、無礼千万な振る舞いにも程がある。
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取引先との重要な会議中にスマートフォンでゲームをしているとは、無礼千万な奴だ。
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あの店員は、客のクレームに対して謝罪するどころか鼻で笑うという無礼千万な態度をとった。
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