手を挙げる
てをあげる
表現動詞-一段
標準
to raise one's hand
文例 · 用例
そして二人で立って来て、富さんは膝を支いて手を挙げる。
— ――(前題――楊弓) 『ピストルの使い方』 青空文庫
女は軽く両手を挙げる。
— 木下杢太郎 『市街を散歩する人の心持』 青空文庫
夢中になって、芝居を見ながら、旦那が喚くたびに、はっとするそうで、皆が申合わせた形で、ふらりと手を挙げる。
— 泉鏡花 『南地心中』 青空文庫
すなわち、手を挙げるでもなし、声を掛けるでもなし、運転手に向ってもまた合掌した。
— 泉鏡花 『燈明之巻』 青空文庫
引上げたと思うと更に梅ヶ坪城に向い二の丸三の丸まで打ち入って同じ様に火の手を挙げる。
— 菊池寛 『桶狭間合戦』 青空文庫
胎児と彼女の臍とは、長い管のやうなものでつながつてゐて、高いところに、彼女が手を挙げるやうなことがあると、ばちんと音がして、臍の緒が切断され、腹の中の赤ん坊は死んでしまふと、彼女は脅かしたのであつた。
— 小説 『小熊秀雄全集−15−』 青空文庫
ましてや複雑な人間心理を扱ふ作家が、政治や政策といへば、真先にハイッと手を挙げる優等生のやうな態度はお可笑しい位単純である。
— 大波小波 『小熊秀雄全集-20』 青空文庫
この紅木大臣が忠義の刃を受けて見よ」 と云うより早く王を眼がけて飛びかかろうとしましたが、この時王が右手を挙げるのを見るや否や、一時にドッと籠み入った多くの兵士は、一方は王の周囲を取り囲んで仕舞い、一方は紅木大臣を取り巻いて身体中隙間もなく鎗を突き付けて、動かれぬようにしてしまいました。
— 夢野久作 『白髪小僧』 青空文庫
作例 · 標準
「質問がある人は手を挙げてください」と先生が教室全体を見渡しながら言った。
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タクシーを止めるために道路際で手を挙げたが、雨のせいか空車がなかなか来ない。
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賛成の方は手を挙げてください、という司会の合図で、会場の過半数が挙手した。
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標準
to surrender
作例 · 標準
警察に包囲された犯人は、ついに観念して手を挙げながら建物から出てきた。
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「もう降参だ、手を挙げるよ」と、彼は手元のトランプを投げ出した。
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圧倒的な力の差を見せつけられ、相手チームは試合半ばで手を挙げるしかなかった。
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標準
to raise one's hand to someone (as a threat to strike)
作例 · 標準
どんなに腹が立っても、子供に対して手を挙げるようなことは絶対にしてはいけない。
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彼は怒りに任せて手を挙げようとしたが、友人が間一髪でそれを止めた。
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「二度と君に手を挙げることはない」と、彼は深く反省した様子で誓った。
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標準
to become better (at something)
作例 · 標準
毎日の練習を欠かさなかったおかげで、彼のバイオリンの腕前は目に見えて手を挙げている。
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新しいシェフが加わってから、このレストランの料理の質はぐんと手を挙げた。
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彼女は茶道の稽古に励み、所作の美しさにおいてさらに手を挙げた。
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標準
to throw one's hat in the ring
作例 · 標準
「この難しいプロジェクトの責任者をやってみたい人は?」という呼びかけに、彼が真っ先に手を挙げた。
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誰も立候補者がいない中で、彼女が「私がやります」と勇気を持って手を挙げた。
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新規事業の公募があり、社内の意欲ある若手社員たちが次々と手を挙げている。
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