羽越
うえつ
名詞
標準
文例 · 用例
鳥羽伏見の戦争は、直ぐにつづいて上野黒門の彰義隊、白河口、越後口、会津となって、奥羽越の諸藩が動き、そのなかのある部分を――阿賀妻らも自分の部署として受けもったわけである。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
それからのりかえて羽越線で二三時間らしいの。
— 一九四三年(昭和十八年) 『獄中への手紙』 青空文庫
実は羽越線の吹浦、象潟のあたりから、雄物川の平野に出てくるまでの間、浜にハマナスの木がしきりに目についた。
— 柳田国男 『雪国の春』 青空文庫
わたりがは 昭和二年の改造八月號、日本周遊二十八頁の上の六行目、羽越線の汽車――改造社の宣傳班と別る。
— 芥川龍之介の囘想 『二つの繪』 青空文庫
天保十一年庚子仲春京山人百樹識北越雪譜二編 巻一越後塩沢 鈴木牧之 編撰江戸 京山人百樹 増修○ 越後の城下 越後の国|往古は出羽越中に距りし事|国史に見ゆ。
— 鈴木牧之編撰 『北越雪譜』 青空文庫
羽越国境を出るまでがなかなか長い。
— 吉川英治 『随筆 新平家』 青空文庫