甚助
じんすけ
名詞
標準
文例 · 用例
又他の桟敷には進藤甚助始め、旗本の連中五人何か話して居る。
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
(急速なるF・O) =(F・I)ある街角 進藤甚助やって来ると、昨日の若侍と剣士日下部典六の面々とバッタリ出会った。
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
(F・O)翌る朝―― =(F・I)お光の茶店 進藤甚助と昨日の若侍とが休息して居る。
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
=茶店の横手 進藤甚助と例の若侍が梯子掛けて進藤が屋根へ上る。
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
ああいうのがきっと甚助侍と言うんですよ」「違げえねえ。
— 旗本退屈男 『旗本退屈男 第一話』 青空文庫
然し渠は、朝になつてから、渠に向つて呑牛の相方が語つたことを耳底に殘した、乃ち、かうだ――「高見さんは感心になつたの、ね――あの甚助と云はれた人が、奧さんを貰つてから、一度もとまつたことがありませんよ。
— 放浪 『泡鳴五部作』 青空文庫
校主は藤波甚助という人で、雇外国人にはカッシデエ夫妻、カッキング夫人等がいた。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
笠寺の湯浅甚助|直宗と云う拾四歳の若武者は軍の声を聞いて、じっとして居れずに信長の乗かえの馬を暫時失敬して馳せ来り敵の一士を倒して首を得たので、大喜びして信長に見せた処が、みだりに部署を離れたとて叱責された。
— 菊池寛 『桶狭間合戦』 青空文庫