のぼせ上がる
のぼせあがる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
標準
to be beside oneself
文例 · 用例
「粋」という字に羽織を着せたような米朝の噺に、田舎娘が町の若い衆にのぼせ上がるように胸ときめかせてしまうオレは、正統派として育った枝雀の芸も正直見てみたい。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
一日の寒気に凍え切った肉体はすぐ熱を吹き出して、顔などはのぼせ上がるほどぽかぽかして来る。
— 有島武郎 『生まれいずる悩み』 青空文庫
むちゃくちゃにのぼせ上がるがいい、有頂天になるがいい。
— LES MISERABLES 『レ・ミゼラブル』 青空文庫
女だから、女の友達をと考えるのだけれども、自分が足りないのか、向うが私を厭な奴だと思うのか、のぼせあがるようなひともない。
— 林芙美子 『生活』 青空文庫
大竜は小心ヨクヨクたるところもあるが、オッチョコチョイの勇み肌もあって、小さいのや女の子におだてられても気をよくしてのぼせあがる性分だった。
— 坂口安吾 『左近の怒り』 青空文庫
のぼせあがるのもほどがあるよ。
— 坂口安吾 『老嫗面』 青空文庫
したがって彼にのぼせあがる女は幾らもいたが、彼はどんな女をも近よせず、いまだに独身をとおしている。
— 山本周五郎 『滝口』 青空文庫
舌打ちをしてそう云われたとき、おれはのぼせあがるほど癪に障った。
— 山本周五郎 『落葉の隣り』 青空文庫
作例 · 標準
彼は少し成功しただけで、すぐにのぼせ上がってしまった。
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優勝が決まった瞬間、選手たちは喜びでのぼせ上がっていた。
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周囲の称賛にのぼせ上がることなく、彼は常に謙虚な姿勢を保った。
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