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遠来

えんらい
名詞名詞-の形容詞
1
標準
coming from far away
文例 · 用例
「白痴ですが、普通の馬鹿とは大分変っておりまして、みんなに、とても大事にされました」 そして、これも遠来の講演者に対する馳走とでも思ったように四郎馬鹿について話してくれた。
岡本かの子 みちのく 青空文庫
不思議なことには外国から遠来の飛行機が霞ヶ浦へ着くという日にはきまって日本のどこかで飛行機が墜落することになっているような気がする。
寺田寅彦 烏瓜の花と蛾 青空文庫
遠来の客へのコンプリメントででもあるかのように。
寺田寅彦 烏瓜の花と蛾 青空文庫
それはとにかく、自分らの教室にとっては誠に思いがけない遠来の珍客なので、自分は急いで教室主任のN教授やT老教授にもその来訪を知らせ引き合わせをしたのであったが、両先生ともにいずれも全然予期していなかったこの碩学の来訪に驚きもしまた喜ばれもされたのはもちろんである。
寺田寅彦 B教授の死 青空文庫
「白痴ですが、普通の馬鹿とは大分変って居りまして、みんなに、とても大事にされました」 そして、これも遠来の講演者に対する馳走とでも思ったように四郎馬鹿に就いて話して呉れた。
岡本かの子 みちのく 青空文庫
また昔は、晩酌の最中にひょっこり遠来の友など見えると、やあ、これはいいところへ来て下さった、ちょうど相手が欲しくてならなかったところだ、何も無いが、まあどうです、一ぱい、というような事になって、とみに活気を呈したものであったが、今は、はなはだ陰気である。
太宰治 禁酒の心 青空文庫
不思議なことには外国から遠来の飛行機が霞が浦へ着くという日にはきまって日本のどこかで飛行機が墜落することになっているような気がする。
寺田寅彦 からすうりの花と蛾 青空文庫
式台まで見舞うのもかえって人騒せ、主人に取次もしようなら、遠来の客、ただ一泊だけもと気あつかいをされようと、遠慮して、道案内を返し、一人、しょぼしょぼ、濡れて出て、黒島道へかかろうとする、横筋の小川の畝をつたって来て、横ざまに出会した男がある。
泉鏡花 河伯令嬢 青空文庫
作例 · 標準
遠来の客を、心ばかりのおもてなしで歓迎した。
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こんな辺鄙な場所に、まさか遠来の友人が訪ねてくるとは。
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彼の講演を聞くため、遠来の聴衆が会場を埋め尽くした。
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