呪う
のろう
動詞-五段-ウ行動詞-他動詞
標準
to curse
文例 · 用例
立止って気をつけて見ると、頭に突き出た大きな眼は、怪しいまなざしに何物かを呪うているかと思われた。
— 寺田寅彦 『やもり物語』 青空文庫
やもりと荒物屋には何の縁もないが、何物かを呪うようなこの阪のやもりを行き通りに見、打ち続く荒物屋の不幸を見聞きするにつけて、恐ろしい空想が悪夢のように心を襲う。
— 寺田寅彦 『やもり物語』 青空文庫
ニイチェは「愛しないものを直ちに呪うべきであろうか」と問うて、「それは悪い趣味と思う」と答えている。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
日露戦争の時分には何でもロシアの方に同情して日本の連捷を呪うような口吻があったとかであるいは露探じゃないかという噂も立った。
— 寺田寅彦 『イタリア人』 青空文庫
それらは呪うべき心のゆるみの仕事ではなかったか。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
……しかし俺は貴様たちを呪うようなことは断じてしないぞ。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
」「おお、悪……魔、人間を呪うものか。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
あるいは大磐石を胸に落し、我その上に蹈跨って咽喉を緊め、五体に七筋の蛇を絡わし、牙ある蜥蜴に噛ませてまで呪うたが、頑として退かず、悠々と歌を唄うに、我折れ果てた。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
作例 · 標準
彼は、自分を陥れた人物を心底呪った。
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不運な出来事が続くと、自分の運命を呪いたくなる時がある。
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魔女は、村人たちに不幸をもたらす呪いをかけた。
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