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追いつ追われつ

おいつおわれつ
名詞-の形容詞
1
標準
cat-and-mouse (race)
文例 · 用例
子供が浪打際で寄せたり退いたりしている浪に追いつ追われつしながら遊ぶように、自分は鏡のなかの伎楽の面を恐れながらもそれと遊びたい興味に駆られた。
梶井基次郎 泥濘 青空文庫
この種の映画でよくある場面は一群の人間と他の一群の人間とが草原や川原で追いつ追われつする光景をいろいろの角度からとったものである。
寺田寅彦 映画雑感(3) 青空文庫
それはちょうど普仏戦争のように、黄色い太陽の下を思い出し思い出し、追いつ追われつ、往きつ戻りつ、毎日毎日、日もすがら繰り返して止まぬ。
夢野久作 青空文庫
一匹は純白で、一匹は黒斑で、どこから啣えて来たか知らず、一足の古草履を奪合って、追いつ追われつ、起きつ転びつ、さも面白そうに狂っている。
岡本綺堂 一日一筆 青空文庫
素袍、狩衣、唐衣、綾と錦の影を交えて、風ある状に、裾袂、追いつ追われつ、ひらひらと立舞う風情に閨を繞った。
泉鏡花 南地心中 青空文庫
とき/″\反則をしたと言っては争いを起し、追いつ追われつ無軌道に駈け廻ります。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
やがてパイプに火を点じ、後ろに寄りかかって紫煙の輪を眺めていると、互いに追いつ追われつ天井裏に這い上ってゆく。
THE FIVE ORANGE PIPS 橙の種五粒 青空文庫
追いつ追われつ、草花を採ったり小石を拾って投げたり、蛇がいたと言っては三人がしがみ合ったりして、池の岸を廻ってゆく。
伊藤左千夫 春の潮 青空文庫
作例 · 標準
例句
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