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ひゅっと

ひゅっと異読 ヒュッと・ひゅんと・ヒュンと
副詞
1
標準
(with a) whizz
文例 · 用例
と見ると、ぬめりとした長い面が、およそ一尺ばかり、左右へ、いぶりを振って、ひゅっひゅっと水を捌いて、真横に私たちの方へ切って来る。
泉鏡花 半島一奇抄 青空文庫
つづいて加市君が、ひゅっといきをすいこんで、「ふえーん」とうまくなきだした。
新美南吉 青空文庫
路傍のほの白き日蓮上人、辻説法跡の塚が、ひゅっと私の視野に飛び込み、時われに利あらずという思いもつかぬ荒い言葉が、口をついて出て、おや?
太宰治 狂言の神 青空文庫
ところが不意に猟師は二人の背後に立ち上り、手に弓を取って満月の如く引きしぼり、光明の普賢菩薩に向って長い矢をひゅっと射た、すると矢は菩薩の胸に深く、羽根のところまでもつきささった。
COMMON SENSE 常識 青空文庫
かと思うと、四秒くらいでまたその色がひゅっと縮まって、もとの四つの島だけに戻り、それで映画が終るわけである。
中谷宇吉郎 映画『人類の歴史』 青空文庫
つめたい風が汽車の窓からひゅっとはいってきました。
アミーチス 母を尋ねて三千里 青空文庫
」狩矢が、途端に二、三本、ひゅっと彼の耳のそばを唸って通った。
吉川英治 親鸞 青空文庫
……あれも、弟かしら」 鞍の上から、伸び上がった時、耳のそばを、ひゅっと、へんな音が掠めた。
吉川英治 平の将門 青空文庫
作例 · 標準
小石を投げると、水面の上をひゅっと滑るように飛んでいった。
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彼が指を鳴らすと、飼い犬がひゅっと駆け寄ってきて足元に座った。
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手品のコインが、目の前でひゅっと消えてしまい、観客から歓声が上がった。
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2
標準
easily
作例 · 標準
ベテランの職人は、難しい工程もひゅっと簡単にこなしてしまう。
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「これくらいの計算なら、暗算でひゅっと終わらせられるよ」
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彼女は重い荷物をひゅっと持ち上げて、軽やかな足取りで運んでいった。
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