胎内仏
たいないぶつ
名詞
標準
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文例 · 用例
三寸二分、金無垢の大日如来というのは、本堂の奥に安置した教祖の木像の胎内仏で、別にお厨子を作って見えるところに安置したのは、少しでも寺内を賑やかにしようという住職の商売気、そこを見込んで怪盗風太郎が、昨夜一と晩のうちに盗み出してしまったのです。
— 大盗懺悔 『銭形平次捕物控』 青空文庫
何の気もなく開けてみると、その中から現れたのは、金色燦爛たる三寸二分の胎内仏――大日如来です。
— 大盗懺悔 『銭形平次捕物控』 青空文庫
「いや、商売ずくで買った品なら、これ一つだけ埃を払って、丁寧に棚の上に置くはずはない、――胎内仏があるかも知れない、台座を外してみるがいい、八」 銭形平次に注意されて、子育て観音の台座を外すと、中から落ちたのは、半紙に包んだ小判。
— 南蛮仏 『銭形平次捕物控』 青空文庫
その後|天平の御代となって、聖武天皇が眼病を患い給うた折、光明皇后がこの寺に御|平癒を祈念されたところ、幸にして恢復され、叡感のあまりその香薬師|如来を胎内仏として、丈六の薬師如来を行基をして造顕せしめた、由って現在の寺が草創されたという。
— 亀井勝一郎 『大和古寺風物誌』 青空文庫
高さわずかに二尺四寸金銅立像の胎内仏である。
— 亀井勝一郎 『大和古寺風物誌』 青空文庫
香薬師はもともと胎内仏であるから、誰も直接拝することは出来なかったわけだ。
— 亀井勝一郎 『大和古寺風物誌』 青空文庫
作例 · 標準
古い仏像の腹部から、驚くほど精巧な胎内仏が見つかった。
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