時雨模様
しぐれもよう
名詞
標準
showery sky
文例 · 用例
暗夜送つて出て長い尿する 十月廿四日時雨模様、だん/\晴れて秋日和となる。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
――いくらかになるもんだからね、ひとの分もやってやるらしいんだ」 二人はやや風が落ちたかわりに時雨模様になって来た夜の街へ出て、大きい銀杏の樹が路の真中にある急な坂道を、本郷台に向って行く人混みの中にとけ込んだ。
— 宮本百合子 『海流』 青空文庫
時雨模様に曇つた空へ、雄鶏が叫びをあげる。
— 三好達治 『測量船』 青空文庫
その日は時雨模様なのに八重は雨コートも持っていかなかった。
— 壺井栄 『暦』 青空文庫
霜枯れのしずかなこのごろ、空もしぐれもようで湖水の水はいよいよおちついて見える。
— 伊藤左千夫 『河口湖』 青空文庫
その十五日は朝からしぐれもようで、空はいちめんに重たく雲で閉ざされ、雪でも降るかと思われるほど、寒かった。
— 山本周五郎 『山彦乙女』 青空文庫
作例 · 標準
朝からどんよりとした時雨模様で、いつ雨が降り出してもおかしくない不安定な空模様だ。
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「今日は一日中時雨模様の予報だから、外出するなら折りたたみ傘を持っていった方がいいわよ」
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時雨模様の鉛色の雲を見上げながら、彼は冬の到来を肌で感じ、コートの襟を立てた。
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