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成長性

せいちょうせい
名詞
1
標準
文例 · 用例
レーニンが好んで用ゐた自然成長性と目的意識性との兩概念の關係はこのやうに辯證法的に把握さるべきであらう。
三木清 唯物史観と現代の意識 青空文庫
その結果理論と本能、目的意識性と自然成長性とは相對立する二つの階級の間に絶對的な仕方に於て分配されるのである。
三木清 唯物史観と現代の意識 青空文庫
マルキストの目的意識性と大衆の自然成長性といふ言葉は意味をなすが作者の目的意識性と読者の自然成長性といふ言葉は意味をなさない。
平林初之輔 文学の本質について(二) 青空文庫
自分だけに分っている愛、自分だけそれで守られ、それに献身しているとわかって満足している愛の形体は、抑生活的に強固になりまさりつつ文学的豊饒さを増してゆくこと、そういう現実の果のりに於て、その原動力となっているものの豊かさ、純一性、成長性が、感銘されるべきものとして理解されて来るのであると思った。
一九三八年(昭和十三年) 獄中への手紙 青空文庫
田舎ではその娘のもっている生活力や成長性を見ず、只学校だけでいうから、例えば徳山高女を出た娘と、虹ヶ浜のところの実科を出たのでは全く違った扱いをするのだそうです。
一九四〇年(昭和十五年) 獄中への手紙 青空文庫
大衆追随主義としてあらわれた自然成長性への屈伏など。
――誤れる評価との闘争を通じて―― 同志小林の業績の評価に寄せて 青空文庫