しゃぶ
しゃぶ
名詞-接尾辞
標準
shabu-shabu
文例 · 用例
純な子供の心はこの時に完全に大自然の懐に抱かれてその乳房をしゃぶるのである。
— 寺田寅彦 『郷土的味覚』 青空文庫
鳥や鼠や猫の死骸が、道ばたや縁の下にころがっていると、またたく間に蛆が繁殖して腐肉の最後の一|片まできれいにしゃぶりつくして白骨と羽毛のみを残す。
— 寺田寅彦 『蛆の効用』 青空文庫
小殿原はためしにしゃぶってみたことがあり、勝栗もかじってみたことがあるが榧の実ばかりは五十年間ただ眺めて来ただけである。
— 寺田寅彦 『新年雑俎』 青空文庫
沢山に並べた栗のいがばかりしゃぶらせるような教科書は明らかに汽車弁当に劣ること数等であろう。
— 寺田寅彦 『マーカス・ショーとレビュー式教育』 青空文庫
彼の中隊が、橇でなく徒歩でやって来ていたならば、彼も、今頃、どこで自分の骨を見も知らぬ犬にしゃぶられているか分らないのだ。
— 黒島伝治 『渦巻ける烏の群』 青空文庫
江戸じゅうの黄蘗を一度にしゃぶらせられた訳ではあるめえし、口の利かれねえ筈はねえ。
— お化け師匠 『半七捕物帳』 青空文庫
生き血を吸いに来たのか、骨をしゃぶりに来たのかと、お蝶はもう半分死んだもののようになって、一心に衾の袖にしがみ付いていると、やがてその衣摺れの音は次の間へ消えて行ったらしかった。
— 奥女中 『半七捕物帳』 青空文庫
五人の、犬にしゃぶられた遺骸を見ようとつまさきで立ちあがっている。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
作例 · 標準
この高級レストランでは、和牛を使ったしゃぶが絶品だ。
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寒い冬の夜は、家族で集まってしゃぶを囲むのが楽しみだ。
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最近、ヘルシー志向で、野菜たっぷりのしゃぶが人気を集めている。
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