錘形
つむがた
名詞-の形容詞
標準
spindle-shaped
文例 · 用例
レモンヱロウの繪具をチユーブから搾り出して固めたやうなあの單純な色も、それからあの丈の詰つた紡錘形の恰好も。
— 梶井基次郎 『檸檬』 青空文庫
見わたすと、その檸檬の色彩はガチヤガチヤした色の階調をひつそりと紡錘形の身體の中へ吸收してしまつて、カーンと冴えかへつてゐた。
— 梶井基次郎 『檸檬』 青空文庫
レモンエロウの絵具をチューブから搾り出して固めたようなあの単純な色も、それからあの丈の詰まった紡錘形の恰好も。
— 梶井基次郎 『檸檬』 青空文庫
見わたすと、その檸檬の色彩はガチャガチャした色の階調をひっそりと紡錘形の身体の中へ吸収してしまって、カーンと冴えかえっていた。
— 梶井基次郎 『檸檬』 青空文庫
以上のものとは少し違った部類のものであるが、氷柱や鐘乳石が簡単な円錐形または紡錘形となる代わりに、どうかすると、表面に週期的の皺を生じ、その縦断面の輪郭が波形となることがある。
— 寺田寅彦 『自然界の縞模様』 青空文庫
その当時まだしらみの実物を手にしたことはなかったはずであるが、しかしその絵にはこの虫がだいたい紡錘形をした体躯の両側に数本の足の並んだものとして、写実的にはとにかく、少なくも概念的に正しく描かれているのである。
— 寺田寅彦 『蒸発皿』 青空文庫
その下流の右岸には秀麗な角錘形の山(それは夕暮富士だと後で聞いたが)山の頂辺に細い縦の裂目のある小松色の山が、白い河洲の緩い彎曲線と程よい近景を成して、遥には暗雲の低迷したそれは恐らく驟雨の最中であるであろうところの伊吹山のあたりまでをバックに、ひろびろと霞んだうち展けた平野の青田も眺められた。
— 北原白秋 『木曾川』 青空文庫
はねるたびにあの紡錘形の袋はプロペラーのように空中に輪をかいて回転するだけであった。
— 寺田寅彦 『簔虫と蜘蛛』 青空文庫
作例 · 標準
この深海魚は水の抵抗を最小限に抑えるために、見事な錘形の体つきをしている。
Illusions AI · gemini-3-flash-preview
工場の煙突の先端は、風の影響を受けにくいように錘形に設計されている。
Illusions AI · gemini-3-flash-preview
博物館には、古代の人々が紡績に使用していた錘形の石器が展示されている。
Illusions AI · gemini-3-flash-preview