戯ける
おどける異読 たわける
動詞-一段動詞-自動詞
標準
to jest
文例 · 用例
看護婦達が入院患者の若い男と巫戯ける声も喧しく聞えた。
— 中原中也 『耕二のこと』 青空文庫
看護婦の巫戯ける声がしてゐた。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
」私は、顔を顰めて、わざと戯けるやうな調子で云つた。
— 牧野信一 『妄想患者』 青空文庫
けれど、そうはいうものの、戯けるも満更でも無いと見えて、偶々昇が、お勢の望む通り、真面目にしていれば、さてどうも物足りぬ様子で、此方から、遠方から、危うがりながら、ちょッかいを出してみる。
— 二葉亭四迷 『浮雲』 青空文庫
世捨人の和尚の身にとつても、納所坊主の他愛もないお談義を聴いてゐるよりか、鯉の戯けるのを見てゐる方がずつと面白かつた。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
庭へ下りようともせずに、戯けるような声を出して鳴いた。
— 島崎藤村 『刺繍』 青空文庫
「しかし、左翼の一番の強敵は右翼じゃなくて同じ左翼だというのが、今じゃ現実そのものになって来たんだから、思想もどこまでこ奴、悪戯けるか底が知れないよ。
— 横光利一 『厨房日記』 青空文庫
「サ、お帰りよ」「戯けるなッ!
— 新版大岡政談 『魔像』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
to act indecently
作例 · 標準
例句