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辞職願

じしょくねがい
名詞
1
標準
(written) resignation
文例 · 用例
彼はいきなり内ポケットから辞職願を取出して、石村に差出し、それから椅子に掛けた。
豊島与志雄 擬体 青空文庫
石村は辞職願を仕事机の抽出しに納めた。
豊島与志雄 擬体 青空文庫
彼はゆっくりと墨をすり、更にゆっくりと辞職願を書きました。
――近代説話―― 落雷のあと 青空文庫
」「うむ、元来が、辞職願というやつは、辞職届とすべき性質のものだからね。
――近代説話―― 落雷のあと 青空文庫
そして自分の席に戻って、先ず辞職願を認めました。
――近代説話―― 土地に還る 青空文庫
真名古は無言のままつれない素振でその袖を払うと帳場の方へ歩いて行き、そこで半紙と硯箱を借り受けると、閑々たる態度で墨を磨り、やがて毛筆を取り上げて筆先にタップリと墨汁を含ませると、字劃の正しい字で、辞職願 と書き起したのである。
久生十蘭 魔都 青空文庫
真名古は慌てて機嫌を取結ぼうとする林を尻眼にかけ、帳場で辞職願を書き上げるとこれを懐中におさめ、茫然たる林をロビイに残してホテルの玄関を出て行った。
久生十蘭 魔都 青空文庫
われわれは今真名古の懐中に辞職願が収められていることを知っている。
久生十蘭 魔都 青空文庫
作例 · 標準
彼は真っ白な封筒に「辞職願」と一筆記し、静かに部長のデスクに置いた。
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受理された辞職願を見つめながら、彼はこれまでの波乱に満ちた社会人生活を振り返った。
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会社側は彼の慰留に努めたが、結局最後まで辞職願を取り下げることはなかった。
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