見合い結婚
みあいけっこん
名詞
標準
arranged marriage
文例 · 用例
そうして八年前に私と、平凡な見合い結婚をして、もうその頃から既にそろそろ東京では貸家が少くなり、中央線に沿った郊外の、しかも畑の中の一軒家みたいな、この小さい貸家をやっと捜し当て、それから大戦争まで、ずっとここに住んでいたのです。
— 太宰治 『おさん』 青空文庫
それから二年経って、私は或る先輩のお世話で、平凡な見合い結婚をした。
— 太宰治 『東京八景』 青空文庫
翌年、昭和十四年の正月に、私は、あの先輩のお世話で平凡な見合い結婚をした。
— 太宰治 『東京八景』 青空文庫
もとより、見合い結婚で、恋愛なんかではない。
— 豊島与志雄 『新妻の手記』 青空文庫
恋愛結婚を進歩的だといって、見合い結婚をバカにするが、恋愛などタカの知れたものだということがいずれ看破せられると、人まかせの見合い結婚、ここにはかけのスリルがあって、百年先の文化人のオモチャになるかも知れない。
— ――わが略歴―― 『てのひら自伝』 青空文庫
私は度重なる心の疲れ、心の寥しさにやりきれなくなって、とうとう圓馬夫婦の見立てならとそれをせめてもの己れへの申し訳にしてあたふた見合い結婚をし、またまたこれさえが駄目になってはしまったのだ。
— 正岡容 『わが寄席青春録』 青空文庫
ぼくが詩人であるというので、大抵の人はぼくに、恋愛結婚でしょうと云うのであるが、それは見当違いで、はっきりとした見合い結婚をしたのであった。
— 山之口貘 『貧乏を売る』 青空文庫
作例 · 標準
祖父母の時代は、恋愛結婚よりも見合い結婚の方がずっと多かった。
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見合い結婚は条件面を事前に知っている分、生活の価値観がズレにくいという。
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彼は見合い結婚だったが、今では誰よりも奥さんを大切にしている。
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