場銭
ばせん
名詞
標準
admission fee (at the theatre, etc.)
文例 · 用例
場銭を集めて一樽買ったら言分あるまい。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
今まで山のように積んであった寺銭も場銭も盆|茣蓙も、賽目までも虚空に消え失せて、あとには夥しい砂ほこりが分厚く積っているばかり。
— 夢野久作 『名娼満月』 青空文庫
あんなパロレーの後で忌々しい七で鴨なぞ狙わなかったら、おれは場銭を残らず掻っさらっちまったんだぜ。
— または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊 『死せる魂』 青空文庫
場銭が二銭上ったと云ってこぼしていた。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
「私、今日は妹を連れて映画を見たのよ、自腹だから、スッテンテンになってしまったわ、かせがなくちゃ場銭も払えない。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
場銭が十五銭ね、それから、店のものはこわさないようになさい、三倍位には取られてしまうのよ、それから、この部屋で、お上さんも旦那も、女給もコックも一緒に寝るんだから、その荷物は棚へでもあげておおきなさい。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
「私今日は妹を連れて活動見たのよ、自腹だから、スッテンテンよ、かせがなくちゃ場銭も払えない。
— 林芙美子 『放浪記(初出)』 青空文庫
特別にして貰ってるけれど、いくらなんだって、場銭を出す時なんか、おかみさんの前に、顔が挙げられやしない。
— 豊島与志雄 『傷痕の背景』 青空文庫
標準
stall space fee (at an outdoor market, etc.)
標準
stake (in gambling)