手持ち無沙汰
てもちぶさた
名詞形容動詞
標準
having nothing to do
文例 · 用例
支那語の達者な友人は早速笑ひ聲を交へながら女と何やら話しはじめたが、僕は至極手持ち無沙汰である。
— 南部修太郎 『麻雀を語る』 青空文庫
彼女は貴女のいるのに気づくと手持ち無沙汰そうに立ちすくんだ。
— 有島武郎 『フランセスの顔』 青空文庫
そこで手持ち無沙汰で帰って来て、文殊にその報告をしたという寓話が「五燈会元」という本に載っております。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
二人はしばらく手持ち無沙汰の様子。
— 岡本かの子 『ある日の蓮月尼』 青空文庫
旅行は元来(人間の生活というものも、同じことだと思われるが)手持ち無沙汰なものである。
— 太宰治 『『井伏鱒二選集』後記』 青空文庫
好奇心で一ぱいのかの女には却って何やかや観察の時間が与えられ都合がよかったが、常識的の社交の儀礼に気を使うらしい夫人は、ひどく手持ち無沙汰らしく、その上茶を勧めたり菓子を出したりして、沈黙の時間を埋めることを心懸けているように見えた。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
そして彼は、その豪壮な新邸宅ですることもなく手持ち無沙汰に暮らしていた。
— 佐左木俊郎 『或る部落の五つの話』 青空文庫
市内電車の中で手持ち無沙汰に乗車券を弄ぶ女達の指。
— 佐左木俊郎 『指と指環』 青空文庫
作例 · 標準
休日、何も予定がなく手持ち無沙汰だった。
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会議中、自分の出番が来るまで手持ち無沙汰でスマホを見ていた。
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手持ち無沙汰な時間を有効活用しようと、読書を始めた。
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