狂する
きょうする
動詞-サ変-特殊動詞-自動詞
標準
to go mad (over something)
文例 · 用例
けれども人は、ひとたびこの小説を企てたその日から、みるみる痩せおとろえ、はては発狂するか自殺するか、もしくは唖者になってしまうのだ。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
日本人が西洋の楽器を取ってならす事はならすが音楽にならぬと云うのはつまり弾手の情が単調で狂すると云う事がないからで、西洋の名手とまで行かぬ人でも楽の大切な面白い所へくると一切夢中になってしまうそうだ。
— 寺田寅彦 『根岸庵を訪う記』 青空文庫
と、忽ち血みどろになって大牛の死骸が投げ出され、騎士と牛の闘争が終ると、左手に赤い蔽布をひるがえし、右手に尖剣をきらめかした闘牛士が徒歩で牛と立向い、古武士的な闘牛士の動作を観衆は讚美熱狂するのです。
— 吉行エイスケ 『バルザックの寝巻姿』 青空文庫
少年時代と探偵小説と、この頃の少年達がちやうど活動寫眞の探偵物に熱狂するやうにそこに何かの追憶を持たない人はないであらう。
— 南部修太郎 『探偵小説の魅力』 青空文庫
発狂するなら貴方がなさい、御令妹のお稲さんのために。
— 泉鏡花 『陽炎座』 青空文庫
お前が完全に発狂すると同時に俺の研究も完成するのだ。
— 夢野久作 『怪夢』 青空文庫
けれども人は、ひとたびこの小説を企てたその日から、みるみる痩せおとろへ、はては發狂するか自殺するか、もしくは唖者になつてしまふのだ。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
而して熱狂する、と私の『空に真赤な』の唄が慣例のやうに一同から合唱された。
— 東京景物詩改題に就て 『雪と花火余言』 青空文庫
作例 · 標準
彼は最新のガジェットに狂してしまい、発売日には徹夜で並んだそうだ。
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「あの子、あのバンドに狂してるらしくて、毎日のようにライブ映像見てるんだって」
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「この歴史小説の謎解きに狂して、寝る間も惜しんで読みふけってしまったよ」
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「そんなに必死になるなよ。まあ、私だって推しに狂するのは止められないけどね!」
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