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名詞
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標準
文例 · 用例
どうして下界のやつばらが真似ようたってできるものか」「ひどくいうな」「ほんのこったがわっしゃそれご存じのとおり、北廓を三年が間、金羅様に断ったというもんだ。
泉鏡花 外科室 青空文庫
何処へ行きます」 「俺の代りに金羅様へお礼参りに行って来て貰い度え」 「へえ、承知致しました……?
山中貞雄 森の石松 青空文庫
親分、金羅様って一体何処の金羅様で……?
山中貞雄 森の石松 青空文庫
」 「何処のってお前、金羅様と言やァ、讃岐の金羅様に決ってるじゃねえか」 「矢ッ張り、あの讃岐の……驚いたね、どうも」 「此の親譲りの五字忠吉と奉納金百五十両、此奴を俺の代りに金羅様へ納めて来て呉れ」 「へい……?
山中貞雄 森の石松 青空文庫
誰か他の奴を選ンでやっておくんなせえまし」 大瀬の半五郎が次郎長に、 「親分」 「何ンだ、半五郎」 「親分が石松に使えに行って来いと仰しゃるから、俺ァ隣へ釘抜きでも借りに行くのかと思って居たら、金羅様迄行くんじゃ石松が可哀そうだ。
山中貞雄 森の石松 青空文庫
川下のは長門といってそこに沙門堂があってタガメが住んでいます。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
とき/″\彼女は岸船のあかを掻い出している途中、ふと釣がしてみたくなって客の預り竿を持出し、長門の沙門堂の下へ船をつけて鮒を釣ってみたりしました。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
くの字に曲って来て、お秀の貸船屋の前の淵に突当った水は、その反動でタガメの住む対岸の沙門堂の洲を作り、またこちらの岸にうち当てゝ象の鼻の瀞となっています。
岡本かの子 生々流転 青空文庫