終戦直後
しゅうせんちょくご
表現
標準
early post war period
文例 · 用例
このビルは終戦直後は進駐軍専門の土産物のマーケットで「一般の人ご遠慮願います」という貼紙が出ていたが、そんな経営法もいつか立ち行かなくなったか、一階二階はいわゆる「一般人」相手の雑貨店、二階のすみには喫茶店三階は料理店や美容室――というややこしい経営法に変ってしまっていた。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
終戦直後の事でした。
— 太宰治 『女類』 青空文庫
それから五年がたち、三十五歳の章三は、終戦直後の北浜に木文字商事会社の事務所を持っていた。
— 織田作之助 『土曜夫人』 青空文庫
四 ところが、戦争が終って二日目、さきに「起ち上る大阪」を書いた同じ週刊雑誌から、終戦直後の大阪の明るい話を書いてくれと依頼された時、私は再び「花屋」の主人と参ちゃんのことを書いた。
— 織田作之助 『神経』 青空文庫
そんな面白い詩が、終戦直後の或る新聞に載っていたが、本当に、いま思い出してみても、さまざまの事があったような気がしながら、やはり、何も無かったと同じ様な気もする。
— 太宰治 『斜陽』 青空文庫
終戦直後、大きな軍需会社は即日職員の解雇をした。
— 宮本百合子 『私たちの建設』 青空文庫
今から思えば、終戦直後だったので、安い金で家を建てる事が出来たのである。
— 林芙美子 『晩菊』 青空文庫
田部と柴又に行ったあと、終戦直後に、山崎と云う男と一度、柴又へ行った記憶がある。
— 林芙美子 『晩菊』 青空文庫
作例 · 標準
終戦直後の混沌とした東京では、誰もが明日を生き抜くために必死だった。
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父は終戦直後に生まれたため、幼少期の記憶はいつもひどい空腹感と結びついているという。
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当時の新聞記事を読むと、終戦直後のインフレがいかに激しかったかがよくわかる。
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