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じゃらし

じゃらし
名詞
1
標準
cat teaser (cat toy)
文例 · 用例
真向うは空地だし、町中は原のなごりをそのまま、窪地のあちこちには、草生がむらむらと、尾花は見えぬが、猫じゃらしが、小糠虫を、穂でじゃれて、逃水ならぬ日脚の流が暖く淀んでいる。
泉鏡花 薄紅梅 青空文庫
みそ萩、露草、猫じゃらし、そういった雑草がわたくしの立つ道端から樋の水を覆って乱れ伏しています。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
ほんまに、こんな、じゃらじゃらした話おまっかいな」 他吉はぷりぷりしたが、しかし、新太郎の身体の良いところを見込んでの話だと、万更でも無い顔つきだった。
織田作之助 わが町 青空文庫
たとひ二十|人力おじゃらしませうとも、立地に片附かッしゃりませう。
ROMEO AND JULIET ロミオとヂュリエット 青空文庫
その男はこの寒空に、着流しの着物をしどけなく開いて、猫じゃらしの帯が、いまにもずり落ちそうに見えた。
蘭郁二郎 自殺 青空文庫
これも後には、白か紫の唐縮緬になり、哀れなほど腰の弱い安|縮緬や、羽二重絞りの猫じゃらしになったが、どんな本絞りの鹿の子でも、ぐいと締る下町ッ子とは、何処か肌合が違っている。
長谷川時雨 田沢稲船 青空文庫
」 小さな声できくと、「私、思う通りに出来ないんだもの」 おけいちゃんは斯う云ってフンワリ丸味のあるかおに高島田に結って、紫の着物に赤い帯を猫じゃらしにむすんだ人形をポンとひざの上になげ出した。
宮本百合子 芽生 青空文庫
ホカホカとした光線が柱によりかかって猫をじゃらして居る人の半面をすき通るようにてらしたり八二重の鏡かけが動きだしはしまいかと思うほどういて見える時には私はいつでも日のとどかないところからお妙ちゃんと二人で手をにぎりあってジーッと見つめて居た。
宮本百合子 ひな勇はん 青空文庫
作例 · 標準
猫は新しいじゃらしに飛びついて、楽しそうに遊んでいた。
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柔らかい羽根のじゃらしで、子猫と夢中になって遊んだ。
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このじゃらしは、猫の狩猟本能を刺激する。
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