迷わず
まよわず
表現
標準
without hesitation
文例 · 用例
親がきめてくれる、生涯ひとりの男を持って、何も迷わずに子供を儲けて、その子供の世話になって死んで行く」 ここまで聴くと、若い芸妓たちは、姐さんの話もいいがあとが人をくさらしていけないと評するのであった。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
この不思議の中に立って、踏み迷わずに、しっかりしていなくってはならないのでございますわ。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『家常茶飯』 青空文庫
親がきめて呉れる、生涯ひとりの男を持って、何も迷わずに子供を儲けて、その子供の世話になって死んで行く」 ここまで聴くと、若い芸妓たちは、姐さんの話もいいがあとが人をくさらしていけないと評するのであった。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
巡査は彼の事件以来、日々通い馴れているので、険阻の山路も踏み迷わずに、森を過ぎ、岩を越えて、難なく虎ヶ窟の前に辿り着いた。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
あらかじめ考えて置いたのだろう、迷わずにすっと連れて行って下すったのは、冬の夜に適わしい道頓堀のかき舟で、酢がきやお雑炊や、フライまでいただいた。
— 織田作之助 『天衣無縫』 青空文庫
一、自己の研究を基礎とし人の言を聴かず、独力を以て勝馬を鑑定し、迷わずこれを買い自信を以てレースを見る。
— 菊池寛 『我が馬券哲学』 青空文庫
時に北方より五百商人その国へ馬売りに来り、都に名高き五百妓を招きスチャラカ騒ぎをやらかしけるに、商主一人少しも色に迷わず、夥中最も第一の美妓しきりに誘えど、〈我邪念なし、往返徒労なり〉と嘯いたとは、南方先生の前身でもあったものか、自宅によほどよいのがあったと見える。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
後はともあれ、差しあたってはお世話するよりほかはあるまいと、お時も迷わずに思案を決めた。
— 岡本綺堂 『箕輪心中』 青空文庫
作例 · 標準
彼は目の前で倒れた人を見て、迷わず駆け寄って応急処置を始めた。
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どちらの道に行くべきか直感で判断し、彼女は迷わず右の小道を選んだ。
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「困った時はいつでも連絡して」という彼の言葉に、私は迷わず頷いた。
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