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目付き

めつき
名詞
1
標準
文例 · 用例
その人は大へん皮肉な目付きをして式場全体をきろきろ見下してから云いました。
宮沢賢治 ビジテリアン大祭 青空文庫
そして例のたまらない、目付きで豚をながめてから、大へん機嫌の悪い顔で助手に向ってこう云った。
宮沢賢治 フランドン農学校の豚 青空文庫
呼び寄せて叱ってやりましょうか」 母親は手紙を持ったまま少し厳しい目付きで立上りかけた。
岡本かの子 快走 青空文庫
みんなが無表情な愚な目付きをしていた。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
千代子は左の手を壁の柱にして、からだの腰を少しかがめながら、「いやな女よ――それは意地の惡さうな目付きをして――おほでこ/\のひさし髮で――」「それでも」と、義雄は劔突くめいた聲で妻を返り見た、「お前の引ツ釣鬢の束髮よりやア多少の飾りはあらう。
發展 泡鳴五部作 青空文庫
」 中に圍まれた女は、直ぐその下からくぐり出て、お鳥にちよツといやな目付きを投げた。
毒藥を飮む女 泡鳴五部作 青空文庫
そして常にでさへ珍らしかつたほどの優しみと嬉しみとを籠めた目付きで、こちらを見つづけた。
毒藥を飮む女 泡鳴五部作 青空文庫
かえって、嬉しそうな目付きで、奇声さえあげる。
有尾人 人外魔境 青空文庫