捨役
捨役
名詞
標準
文例 · 用例
勘亭流の細字で役割を記してあるのがかなり読みにくい上に、古来の習慣として“捨役”なるものが附け加えられている場合が往々ある。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
それであるから、それが誰も知っている狂言の場合には、どれが本役で、どれが捨役であるかを判別することも出来るが、馴染の薄い狂言や新狂言の場合には容易に見当が付かない。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
それを救うがために、捨役という有名無実のものを作り設けて、一人がいつでも三役か四役かを勤めるように見せかけたのが始まりである。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
無用の捨役は当然廃止された。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫