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縋りつく

すがりつく
動詞-五段-カ行動詞-自動詞
1
標準
to cling to
文例 · 用例
すると得意になって肩肘張り、なおも世に高名を求めようとする側の自分は取り残して行く未解決の側の自分を努めて忘れ去ろうとし、また未解決の側の重苦しい自分は忘れられて置き去りになるまいと、藻掻き、しきりに真面目で憐れな自分を見せつけ見せつけ縋りつくのである。
岡本かの子 宝永噴火 青空文庫
」 ポクポクと来た巡査に、散策子が、縋りつくようにして、一言いうと、「角兵衛が、ははは、そうじゃそうで。
泉鏡花 春昼後刻 青空文庫
(おつやは太吉の手を取って、旅人の前へ引出そうとすれば、太吉は顫えておつやに縋りつく
岡本綺堂 青空文庫
あの時、もし縋りつく目標に君のお父さんの家業の活花といふものが全然なくつて、一箇の男性が代つてその位置に立つてゐたとしたら、娘桂子は今日までの花に対する情熱と貞操を、その男性に注いで来たに違ひないと思ふのだよ。
岡本かの子 花は勁し 青空文庫
」「だって、」何が、だってだ、そんなに強く叱咤されても、一向に感じないみたいにニタニタと醜怪に笑って、さながら、蹴られた足にまたも縋りつく婦女子の如く、「それでは希望が無くなりますもの。
太宰治 鉄面皮 青空文庫
老妓はふるえあがって心の中で念仏を唱えながら、婢に縋りつくようにして歩きあるき、やっと停車場へ往ったところで、待ちあわしている乗客の中に、やはりとんだ屋の客の一行がいたので心丈夫になった。
田中貢太郎 とんだ屋の客 青空文庫
) と縋りつくように、伸上って、お道さんが鍵を合せ合せするのが、あせるから、ツルツルと二三度|辷りました。
泉鏡花 唄立山心中一曲 青空文庫
助けて下され焼け死ぬる、蜻蛉は藺草に縋りつく
北原白秋 とんぼの眼玉 青空文庫
作例 · 標準
迷子になった子供が、泣きながら母親の足に縋りついた
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溺れかけた彼は、必死の思いで流木に縋りついた
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彼は過去の栄光に縋りつくばかりで、新しいことに挑戦しようとしない。
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