渋峠
しぶとうげ
名詞
標準
文例 · 用例
▲渋峠の険 朝のうちに草津の町を見る。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
渋峠を余程|下った処に、澗満の滝という大滝が絶壁の上から落下する。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
上州の吾妻の渓谷から草津を経て、白根、万座、更に渋峠を越して信州に出る間も段々避暑地として目をつけられて来てゐるやうです。
— 田山録弥 『談片』 青空文庫
今度とは反対に吾妻川の下流の方から登って来て草津温泉に泊り、案内者を雇うて白根山の噴火口の近くを廻り、渋峠を越えて信州の渋温泉へ出た事がある。
— 若山牧水 『みなかみ紀行』 青空文庫
五月であったが白根も渋も雪が深くて、渋峠にかかると前後三里がほどはずっと深さ数尺の雪を踏んで歩いたのであった。
— 若山牧水 『みなかみ紀行』 青空文庫
賢彌は、村の青年たち数人と共に草津温泉から渋峠を越えて、信州の熊の湯へ旅行を志した。
— 佐藤垢石 『岩魚』 青空文庫
標高六千余尺の上信の国境をなす渋峠の頂上まで達したときには、日ごろ健脚でない賢彌は友人から十数町も引き離されて遅れていた。
— 佐藤垢石 『岩魚』 青空文庫
これから先、幾百年も幾千年も、このままこのあたりにいるであろうが、わしに逢いたいと思うたら、なん時なりと、この渋峠の頂へ来るがよい」「野守といいますと?
— 佐藤垢石 『岩魚』 青空文庫
ウィキペディア
渋峠(しぶとうげ)は、群馬県吾妻郡中之条町と長野県下高井郡山ノ内町の間にある峠である。
出典: 渋峠 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0