樹姿
じゅし
名詞
標準
文例 · 用例
わたくしは桜花の種類の多きが中に就いて其の樹姿の人工的に美麗なるを以て、垂糸桜を推して第一とする。
— 永井荷風 『上野』 青空文庫
その古幹と樹姿とを見て考えると、真間の桜の樹齢は明治三十年頃われわれが隅田堤に見た桜と同じくらいかと思われる。
— 永井荷風 『葛飾土産』 青空文庫
ばかりでなく、樹姿、風致もよい。
— 吉川英治 『随筆 新平家』 青空文庫
ここの梅作りの習慣では、梅の全枝へ、万べんなく日光が射しこむように、枝をネジ曲げて、樹姿を大きな傘みたいにしてしまう手法がある。
— 吉川英治 『押入れ随筆』 青空文庫