眼鏡猿
めがねざる異読 メガネザル
名詞
標準
tarsier (Tarsius syrichta)
文例 · 用例
その新家族というのは、一匹の可愛らしい眼鏡猿と、一羽の白い鸚鵡でした。
— 江戸川乱歩 『新宝島』 青空文庫
眼鏡猿というのは、南洋の諸島にすむ小さな可愛らしい猿で、目のふちだけが白くなっていて、ちょうど眼鏡をかけたように見えるために、眼鏡猿と名づけられたのですが、この小猿はおもに夜森の中で、コソコソと獲物をあさる、ごく臆病なおとなしいやつです。
— 江戸川乱歩 『新宝島』 青空文庫
猿のように木登のうまい保君は、いわば眼鏡猿なんかの親方みたいなものですから、こんなにうまく行ったのかも知れません。
— 江戸川乱歩 『新宝島』 青空文庫
それから、眼鏡猿と鸚鵡とは、椅子にすわるのには小さすぎますから、テーブルの上にのって、お皿にわけてもらった御馳走をたべるのです。
— 江戸川乱歩 『新宝島』 青空文庫
眼鏡猿やパンの木に味をしめて、また何か見つけたいものだと、道もない森の中を、奥へ奥へと歩いて行きました。
— 江戸川乱歩 『新宝島』 青空文庫
地底の声 こちらでは、晩のごはんの時間になっても、保君の姿が見えないものですから、一郎君と哲雄君は、犬のポパイや眼鏡猿や鸚鵡などといっしょに、先にごはんをすませましたが、それから、日がとっぷりと暮れて、あたりが真暗になり、空に美しい星が輝き出しても、保君は帰って来ませんでした。
— 江戸川乱歩 『新宝島』 青空文庫
例の眼鏡猿と鸚鵡も、新しいお家へつれて来られたことは申すまでもありません。
— 江戸川乱歩 『新宝島』 青空文庫
二挺の猟銃と弾丸はもとより、食料品、鍋や食器のるい、釣道具、麻縄、シーツその他の布るい、椰子油を入れた瓶とともしびの道具など、三人の家財道具の大部分がつみこまれ、少年達の外にポパイも眼鏡猿も鸚鵡も、家族のこらずが乗りくみました。
— 江戸川乱歩 『新宝島』 青空文庫
作例 · 標準
夜行性の眼鏡猿は、大きな目で昆虫を探して食べる。
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ボルネオ島で眼鏡猿のユニークな鳴き声を聞いた。
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木の上でじっと獲物を待つ眼鏡猿の姿はとても可愛らしい。
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