旅館業
りょかんぎょう
名詞
標準
the hotel business
文例 · 用例
細島港の日高屋は、船問屋に旅館業其他を兼ねた大きな家でありました。
— 若山牧水 『金比羅參り』 青空文庫
柿沼の方でも、大規模の製菓会社がいろいろ出来てきた現在では、彼の小さな会社は、戦後の一頃のような利益がないばかりか、次第に経営さえ困難になって来たので、もともとその土地出身者ではあり、松木の旅館業経験をたよりに、後図をはかる気にもなって、二、三の共同出資者を物色し始めた。
— 豊島与志雄 『女心の強ければ』 青空文庫
岸井は同じ旅館業であるから組合の会合なぞで顔を合わせて知り合った間柄だが、茂手木の方は東京住いの勤め人であるから初対面だ。
— 坂口安吾 『心霊殺人事件』 青空文庫
京家の人たちは旅館業という客商売らしい世馴れたところがないのである。
— 道頓堀罷り通る 『安吾の新日本地理』 青空文庫
浄ルリの合邦の婆さんみたいなのが同じような弱気の女中を二三使って、てんで能率的でない旅館業を営んでいるような感じだ。
— 道頓堀罷り通る 『安吾の新日本地理』 青空文庫
ここが他といくらか違うのは、旧財閥の邸宅を買いとって旅館をひらいたのが、旅館業者や玄人筋ではなくてズブの素人。
— 坂口安吾 『九段』 青空文庫
碁は増淵四段に師事し、旅館業をはじめてから習い覚えたのが、五年目に初段格。
— 坂口安吾 『九段』 青空文庫
父の代には郷里姫路で旅館業をしていたらしいのであるが、現在郷里には家屋敷が残っていない。
— 上巻 『細雪』 青空文庫
作例 · 標準
彼は大学卒業後、実家の旅館業を継ぐことを決めた。
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近年、インバウンド需要の増加により、日本の旅館業は活況を呈している。
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旅館業を営むには、食品衛生や消防法など、様々な法律に関する知識が必要だ。
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