奴僕
ぬぼく異読 どぼく
名詞
標準
manservant
文例 · 用例
御身の敬虔なる奴僕アントニウスに慈愛を垂れ給へ。
— DAS FAMILIENFEST 『祭日』 青空文庫
八年前に亡くなつた「敬虔なる奴僕」の弟で、スタニスラウス・フオン・ヰツクと云ふのである。
— DAS FAMILIENFEST 『祭日』 青空文庫
科学は全く受動的に非科学の奴僕となっているためにその能力を発揮することができず、そのために無能視されてしかられてばかりいるのではないかという気もする。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
入用る雑用を省くと唱え、八蔵といえる悪僕一人を留め置きて、その余の奴僕は尽く暇を取らせ、素性も知れざる一人の老婆を、飯炊として雇い入れつ。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
奴僕の中の心のあらい者は、主人を神とも思っているから、然様でござる、それは一段と味も勝り申そうと云い、少し物わかりのした者は、それは酷いとは思ったが、諫め止めるまでにも至らなかった。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
親のために、子のために、夫のために、知己親類のために、奴僕のために。
— 泉鏡花 『愛と婚姻』 青空文庫
フランチェスコは御空を仰ぎて、主よ、主の奴僕はかくありぬ、かく貧しきが故にこそ世のあらゆるもろもろの御宝をも却つて主のごとく、この身ひとつに保ちまつる。
— 北原白秋 『雀の卵』 青空文庫
フランチエスコは御空を仰ぎて、主よ、主の奴僕はかくありぬ、かく貧しきが故にこそ世のあらゆるもろもろの御宝をも却つて主のごとく、この身ひとつに保ちまつる、ありがたやハレルヤとぞ、涙ながして讃め祷りませば、雀もともに、ハレルヤ、ハレルヤと、眼を上げ涙ながして御空を仰ぐ。
— 北原白秋 『観相の秋』 青空文庫
作例 · 標準
裕福な家では、身の回りの世話をする奴僕を何人も雇っていた。
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彼は主人への忠誠心篤い奴僕として、生涯仕え続けた。
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領主の屋敷には、多くの奴僕が働き、その繁栄を支えていた。
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