運転中
うんてんちゅう
名詞
標準
文例 · 用例
試運転中の飛行島の空は、六十余機の戦闘機と偵察機とにまもられ、またその周囲は、三十隻の駆逐艦と十五隻の潜水艦によって、二重三重に警戒されているのであった。
— 海野十三 『浮かぶ飛行島』 青空文庫
「飛行島は只今、試運転中であることをお忘れないように。
— 海野十三 『浮かぶ飛行島』 青空文庫
いまは試運転中ではあるけれど、このような大袈裟な陣形が、やがて飛行島の渡洋攻撃のときにも採用されるのではなかろうか。
— 海野十三 『浮かぶ飛行島』 青空文庫
それよりもお前は分隊長のくせに持場を離れていて、この重大な試運転中いつ呼んでも伝声管の向こうに出てこなかったではないか、普通なら処分するところだが、いまは飛行島の実力試験の最中だから大目にみてやる。
— 海野十三 『浮かぶ飛行島』 青空文庫
駅前のタクシーに黒滝行きをたのむと、運転手が頭をかいて、「今日はバスが運転中止でしてね。
— 坂口安吾 『発掘した美女』 青空文庫
相当の山道ですよ」 バスが運転中止というだけあって、大変な悪路であった。
— 坂口安吾 『発掘した美女』 青空文庫
彼は運転中|杼を替え得る程に然く熟練せり。
— 根岸正吉 『織工』 青空文庫
長年の細き糸を繰れると運転中の機械を見守れるとに視力乱され物定かに見えず。
— 根岸正吉 『織工』 青空文庫