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配所

はいしょ
名詞
1
標準
place of exile
文例 · 用例
其翌年の文化六年に、越前國丸岡の配所で、安永元年から三十七年間、人に手跡や劍術を教へて暮してゐた夫伊織が、「三月八日|浚明院殿御追善の爲、御慈悲の思召を以て、永の御預御免仰出され」て、江戸へ歸ることになつた。
森鴎外 ぢいさんばあさん 青空文庫
同じ頃に麻布邸へ正虎、直次が來て、道柏、一成、内藏允、監物、十太夫に面會し、正虎が「此度は右衞門佐殿|公事御勝利になられて、祝著に存ずる、去りながら萬一右衞門佐殿配所へ遣される事になつたのであつたら、面々はなんとなされたのであつたか、しかと承つて置きたい」と云つた。
森鴎外 栗山大膳 青空文庫
私は犯した罪のないことは自信しているが、前生の因縁か何かでこんなことにされているのだから、まして愛妻といっしょに配所へ行ったりすることは例のないことだから、常識では考えることもできないようなことをする政府にまた私を迫害する口実を与えるようなものですからね」 などと源氏は語っていた。
須磨 源氏物語 青空文庫
そんなことで、準配所であるべき家も人出入りは多いのであるが、はかばかしい話し相手はなくて外国にでもいるように源氏は思われるのであった。
須磨 源氏物語 青空文庫
忠直卿は、母君との絶えて久しき対面を欣ばれたが、改易の沙汰を思いのほかにたやすく聞き入れられ、六十七万石の封城を、弊履のごとく捨てられ、配所たる豊後国府内に赴かれた。
菊池寛 忠直卿行状記 青空文庫
前|独逸皇帝ウィルヘルム二世は、いまこのドュウルンの寒村で配所の Moon を見ているのだ。
虹を渡る日 踊る地平線 青空文庫
わしの配所の児島と父の配所の有木の別所とは間近いのです。
倉田百三 俊寛 青空文庫
配所は幡多郡入田村である。
森鴎外 堺事件 青空文庫
作例 · 標準
政争に敗れた若き貴族は、都から遠く離れた配所の地で孤独な晩年を過ごした。
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かつて配所とされたこの島には、今も当時の文化を伝える史跡が数多く残っている。
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厳しい寒さの配所で、彼は家族に宛てた数え切れないほどの文を書き綴った。
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