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転木

てんき
名詞
1
標準
文例 · 用例
」 久慈はこう云って後方にある廻転木馬や遊動円木の傍の乳母車の中で眠っている幼児を見たり、前方に拡がった美しい芝生を見たりした。
横光利一 旅愁 青空文庫
大きな本物の馬ほどもある背の高い廻転木馬が眼を怒らし人も乗せず街路樹の青葉を擦りつつ廻転している様は、空を馳けぬける駻馬のように勇しかった。
横光利一 旅愁 青空文庫
川並の三次郎(五十歳近い)が、角材の下に転木――二本か三本――を入れ、その歪みを正しながら「ようッこのウ」と音頭をとっている。
長谷川伸 中山七里 二幕五場 青空文庫
ほとんど競馬大会が開かれている気配がなく、あるのは見世物小屋や、回転木馬や露店だけで、これらが観覧席や下見所から外れた場所にあった。
HARD PRESSED 本命馬 青空文庫
まるで回転木馬に乗っているようでした。
HARD PRESSED 本命馬 青空文庫
「ここはお国を何百里、離れて遠き満洲の……」 そして、 ガラガラ、ゴットン、ガラガラ、ゴットン、廻転木馬は廻るのだ。
江戸川乱歩 木馬は廻る 青空文庫
遊園地にて遊園地の午後なりき樂隊は空に轟き※轉木馬の目まぐるしく艶めく紅のごむ風船群集の上を飛び行けり。
萩原朔太郎 氷島 青空文庫