つかつか
つかつか
副詞副詞-と
標準
walking briskly
文例 · 用例
馬場は躊躇せず、その報いられなかった世界的な名手がことさらに平気を装うて薄笑いしながらビイルを舐めているテエブルのすぐ隣りのテエブルに、つかつか歩み寄っていって坐った。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
そのかわり、――」立ちあがって、つかつか太宰のほうへ歩み寄り、「ばけもの!
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
惡しきものに逢ひけるよ、と思ふまもなく、つかつかと歩みよりて、なつかしげに物言はるるに、こはけれど遁れゆくべきにあらず。
— 萩原朔太郎 『花あやめ』 青空文庫
いつも黒紋付に、歩くときゅうきゅう音のする仙台平の袴姿であったが、この人は人の家の玄関を案内を乞わずに黙っていきなりつかつか這入って来るというちょっと変った習慣の持主であった。
— 寺田寅彦 『追憶の医師達』 青空文庫
つかつかと歩み寄つたK少尉、いきなりびんたの一つも張るかと思つたらさにあらず、『それ位にして置いて早く集つて下さい、濟まんが』とやつたものだ。
— 太宰治 『知らない人』 青空文庫
純白に襞の多い着物と、頭の白い花の冠が非常によく似合い、私に持って来たクリスマス・プレゼントのチョコレートの箱の飾リボンの縁が、清楚にうつり合った色彩は、私に思わずつかつかと傍へ寄らしてしまったような、好もしい感じを与えました。
— 岡本かの子 『伯林の降誕祭』 青空文庫
私が席に腰を落すとやがて岡本君がつかつかとソバにやつて來た。
— 萩原朔太郎 『中央亭騷動事件(實録)』 青空文庫
中の一人がつかつかと傍へ寄り、 「失礼だが、若しやお前さん武井の安五郎さんの身内で神沢の小五郎さんとは仰しゃいませんか?
— 山中貞雄 『森の石松』 青空文庫
作例 · 標準
怒り心頭に発した彼女は、上司の机までつかつかと歩み寄り、辞表を叩きつけた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
男は迷うことなく、つかつかと舞台の中央へ進み出てマイクを握った。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「お待たせ!」と言いながら、彼女はつかつかとこちらに近づいてきた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview