見忘れる
みわすれる
動詞-一段動詞-他動詞
標準
to forget
文例 · 用例
アダリーさんの顔を見忘れるなんて……しかしアダリーさんも……むろん私も……お話を聞いて感心しました。
— 夢野久作 『冥土行進曲』 青空文庫
帽子の下に隠れているせいか、その顔はちょっと見忘れるくらい年がいっていた。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
歴史的に社会生活を観る場合、ひとはよく自分の一生が時代に影響される面をとりあげるが、その自分が時代をつくりつつあるという重大な意味を見忘れるのは何故であろう。
— 宮本百合子 『若き時代の道』 青空文庫
身体つきや顔に特徴があるので、見忘れることはありませんが、あの教会では、ついぞ見かけたことのない婦人です」 そこで、さッそく達也に出頭をもとめ、当夜の事情を問いただしたが、彼は自分がヤミヨセにまぎれこんだことは認めたが、婦人については堅く否認してゆずらない。
— その三 魔教の怪 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫
いくら狂っているからって、現在てめえの兄貴ともあろうものを見忘れるなんて――」 いきなり三次は、手を伸ばしてお妙を引き寄せようとした。
— 新版大岡政談 『魔像』 青空文庫
男はぴったりと寄りそって、「なあ、おきんさんがおいらを見忘れるわけはあるめえ。
— 林不忘 『つづれ烏羽玉』 青空文庫
(女王は、おれを、忘れている) あのようなこまやかな「時」のあとで、その相手を見忘れるなどということがあるべきはずはない。
— 久生十蘭 『墓地展望亭』 青空文庫
ノラ クリスチナさん、まあ、あなたを見忘れるなんてどうしたんでせう。
— ET DUKKEHJEM 『人形の家』 青空文庫
作例 · 標準
「久しぶり!すっかり大人になって、見忘れるところだったよ」と彼は言った。
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うっかり大切な約束を見忘れてしまい、相手に迷惑をかけてしまった。
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その日はあまりに忙しく、今日の予定を見忘れてしまった。
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