粛として
しゅくとして
表現
標準
solemnly
文例 · 用例
満廷粛として水を打ちたるごとくなれば、その靴音は四壁に響き、天井に※えて、一種の恐ろしき音を生して、傍聴人の胸に轟きぬ。
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
さすがの燕王も心に之を悪みて色|懌ばず、風声雨声、竹折るゝ声、樹裂くる声、物凄じき天地を睥睨して、惨として隻語無く、王の左右もまた粛として言わず。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
燕師いよ/\東昌に至るに及んで、盛庸、鉄鉉|牛を宰して将士を犒い、義を唱え衆を励まし、東昌の府城を背にして陣し、密に火器|毒弩を列ねて、粛として敵を待ったり。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
主人の感慨、家臣の感慨、粛として秋の気は坐前坐後に満ちたが、月は何知らず冷やかに照って居た。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
後備の三隊は手薬錬ひいて粛として、政宗来れかし、眼に物見せて呉れんと意気込む。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
」と伝令すべく、よく馴らされてありしかば、この時のごとく声を揚げて二たび三たび呼ぶとともに、帳内深き処|粛として物を縫う女、物差を棄て、針を措きて、ただちに謙三郎に来りつつ、笑顔を合すが例なりしなり。
— 泉鏡花 『琵琶伝』 青空文庫
」 流石は、そこで、粛として、並んで唱えた。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
満座粛として静まり返って居るなかに、おもむろに、異見を述べたのは秀吉である。
— 菊池寛 『賤ヶ岳合戦』 青空文庫
作例 · 標準
葬列は粛として進み、沿道の人々も静かに見送った。
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会場内は粛として、誰一人として私語を発する者はいなかった。
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伝統芸能の舞台は、粛としてした空気の中で幕を上げた。
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標準
quietly
作例 · 標準
雪の降る夜、街は粛として静まり返っていた。
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深夜の図書館は粛として、ページをめくる音だけが響いている。
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嵐が去った後の海は、驚くほど粛として穏やかだった。
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