ほっこり
ほっこり
副詞-と動詞-サ変
標準
warm and fluffy
文例 · 用例
寝つきかかっている子供の身体は性なく軟かに、ほっこり温かだった。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
「ほっこり、暖い、暖い。
— 泉鏡花 『南地心中』 青空文庫
ほっこりとすみれが花をひらいているわきで、わたしは凍った窓ガラスに火であつくした銅貨をおしつけて、すきみの穴をこしらえたものだ。
— LYKKENS KALOSKER 『幸福のうわおいぐつ』 青空文庫
私の心持では Aが、種々な女の美しさなどにほっこりしない品行方正さ、実は感受性の鈍さが――あるのを知って居る故 Aが、そういう純潔さに自繋せられて居るという知識、私自身のうぬぼれ等、すべてがコムバインして一つの信用と云うものになって居る。
— 宮本百合子 『一九二三年冬』 青空文庫
常磐橋の辻から、京町へ曲がる角に釜を据えて、手拭を被った爺いさんが、「ほっこり、ほっこり、焼立ほっこり」と呼んで売っているのである。
— 森鴎外 『独身』 青空文庫
ほっこりとたきたてに、沢庵をそえてね。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
一事が万事で大変でさあね」 猫背な三味線の師匠は、小春日和の日を背中にうけた、ほっこりした気分で、耳の穴を、観世縒でいじりながら、猫のようにブルブルと軽く身顫いをした。
— 長谷川時雨 『一世お鯉』 青空文庫
街路の地面は心地よく乾いていて、ほっこりとした温みのある日の光が、私達の身体を包み込んだ。
— 豊島与志雄 『或る男の手記』 青空文庫
作例 · 標準
炊き上がったばかりのご飯が、湯気とともにほっこりと美味しそうな香りを放っている。
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陽だまりの中で丸くなっている猫を見て、家族みんなの心がほっこりとした。
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「このニット帽、手編みならではのほっこりした風合いがあって素敵だね」
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標準
steamy hot (food)
作例 · 標準
蒸し器から出したばかりのサツマイモを割ると、中からほっこりした湯気が上がった。
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寒い夜に食べるほっこり温かい煮物は、冷えた体に一番のご馳走だ。
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「見て、このジャガイモ!ほっこりしてて、バターを乗せると最高だよ」
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標準
feeling mentally tired
作例 · 標準
大仕事が終わって緊張の糸が切れたのか、彼は椅子に深く腰掛けてほっこりとしている。
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慌ただしい毎日が続き、たまには温泉にでも浸かってほっこりしたいものだ。
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「ああ、やっと一息つけた。今日は本当に疲れたから、ここで少しほっこりさせて」
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