眉目
びもく
名詞
標準
face
文例 · 用例
この人気に対して一種の不安の色が彼の眉目の間に読まれる。
— 寺田寅彦 『アインシュタインの教育観』 青空文庫
繰り返しても繰り返しても飽くを知らぬのは、またこの懐旧談で、浮き世の波にもまれて、眉目のどこかにか苦闘のあとを残すかたがたも、「あの時分」の話になると、われ知らず、青春の血潮が今ひとたびそのほおにのぼり、目もかがやき、声までがつやをもち、やさしや、涙さえ催されます。
— 国木田独歩 『あの時分』 青空文庫
自分を見て、ちょっと首を低くして挨拶したが、その眉目は既に分明には見えなかった。
— 幸田露伴 『蘆声』 青空文庫
ただ土蔵の窓から、体格のしっかりしてそうな眉目秀麗な子供の皆三が、しょっちゅう顔を見せている癖に、決して外へ出て、みんなと一緒に遊ばない超然たるところを子供達は憎んだ。
— 岡本かの子 『蝙蝠』 青空文庫
非常に眉目秀麗です。
— 岡本かの子 『智慧に埋れて』 青空文庫
」 ともの優しい、客は年の頃二十八九、眉目秀麗、瀟洒な風采、鼠の背広に、同一色の濃い外套をひしと絡うて、茶の中折を真深う、顔を粛ましげに、脱がずにいた。
— 泉鏡花 『伊勢之巻』 青空文庫
それでも、遉にコーカサス生れの故か、髪も眼も真黒で却々|眉目秀麗な男だったので、貧乏なのにも拘らず、居留地女の間では、格別可愛がられているらしい。
— 渡辺温 『ああ華族様だよ と私は嘘を吐くのであった』 青空文庫
ただ土蔵の窓から、体格のしつかりしてさうな眉目秀麗な子供の皆三が、しよつちゆう顔を見せてゐる癖に、決して外へ出て、みんなと一緒に遊ばない超然たるところを子供達は憎んだ。
— 岡本かの子 『蝙蝠』 青空文庫
作例 · 標準
彼の眉目には、幼い頃からの苦労が刻まれていた。
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彼女は眉目を伏せ、何も語ろうとしなかった。
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寝不足で眉目が疲れて見えるが、それでも仕事は休めない。
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